世の中には、
アナログゲーム(非電源ゲーム)と
デジタルゲーム(プログラムゲーム)の2つが存在します。
ゲームメーカー「あんちっく」では、
両方扱っており、この2つには、
それぞれの長所短所があると思っており、
ゲームを表現する上での媒体(手段)の違い程度に考えています♪
(このため、
「デジタルゲームは全て害悪!」や
「アナログゲームの上位互換がデジタルゲーム」という
極端な意見には賛成しかねます。\(><;))
今回の記事では、
アナログゲームとデジタルゲームの
それぞれの長所を紹介いたします♪(^^)
ただ、世間一般ではデジタルゲームの方が競技人口が多いので、
「アナログゲームの良さ」も知ってもらおう!
という主旨の記事となります♪
(アナログゲーム開発の参考にもなるかと♪(^^))
■デジタルゲームの長所
●パラメーターが多く計算も多いゲームもサクサク遊べる
(超重量級ゲームを遊ぶのに適している)
(画面切替で無尽蔵に情報が扱える)
●ルールを間違える事がない
●オンライン対戦で離れていても遊べる
●オンライン対戦で数百人や数千人単位で遊べる
●セーブ機能がある
●光やアニメーションなど派手な演出ができる
(リアリティーの追求、アクションゲームのスピード感など)
●音楽、効果音がある
●1人でもAIと対戦できる
●販売後の修正が簡単
■アナログゲームの長所
●開発スピードが早くタイムリーな話題を扱える
デジタルゲームは開発期間が長いので、
未来予知でもしない限り、
タイムリーな話題を扱うのは困難です。
アナログゲーム業界には
恐ろしく開発が速い人もいて、
「昨晩のニュースが今朝にはゲームになってる!」
というケースも多々あります。\(^ワ^;)<職人技!
実際にアナログゲームの方が、
旬な題材のゲームが多い印象があります♪d(^^)
●視界における没入感
人間はゲームが視界に占める割合が大きいと、
よりリアルに世界観に没入する事ができます♪
(家のテレビよりも映画館の方が迫力があるという事です♪)
基本的にテレビよりもテーブルの方が広く、
デジタルゲームよりもアナログゲームの方が
没入感が高いです♪
●触れる事ができる
触感を楽しめるのもアナログゲームならではの魅力です♪
将棋の駒を
盤面に叩きつける強さに応じて音が大きくなるのも、
アナログゲームならではです♪
(注:そもそも叩きつけては駄目?)
アクション系のアナログゲームでは、
デジタルゲームの判定の怪しさが排除され、
リアリティーを直接感じる事が出来ると思います♪
●デジタルゲームのように眼が疲れない
まぁ脳は疲れるんですが…
●簡略化の美学
例えば野球ゲームがあるとして、
デジタルゲームの場合、1球1球処理します♪
リアリティーがあるとは思いますが、
非常に時間がかかります。
アナログゲームの場合、
「投手vs打者の勝負だからカードの1発勝負だ!」
と豪快な簡略化が可能です♪
このような簡略化を駆使する事で、
表現したい内容のみを適切に表現する事が可能です♪
↓
【補足】
豪快な簡略化は、
アナログゲームでは許されますが、
デジタルゲームだと画面のリアリティーが邪魔をして、
違和感を感じるケースが多くあります。
例えば、凄いリアルな映像で
「よし!1球勝負だ!」ってなったら、
「これは野球なのか?」って思いますよね…(^^;)
このような事もあり簡略化が苦手なデジタルゲームには
「何でも出来る無駄の多い大作ゲーム」が多いです…(^^;)
●プレイヤーがルール変更できてしまう!
遊ぶ人にとってルールが適切でないと感じた場合、
ハウスルールを適用して改造できる事も魅力です♪(^^)
アナログゲーム開発者としての「あんちっく」は、
この事を重要視しており、
「ハウスルールで創造力が鍛えられる!」
「ハウスルールでゲームがより面白く進化する!」
と信じています♪(^^)
例えば、
『集大成将棋』などには、
プレイヤーがオリジナルカードを作って遊べるように、
白色のカードが何枚か入っています♪d(^^)
ちなみにプレイヤーの絵が下手でも違和感がないように、
手書き風のかなり下手な絵となっています…d(^^;)
(『UNO』よりも先に採用しています♪)